私が変形性膝関節症になったのは、20代前半の頃からです。若さにかまけて運動前にウォーミングアップを怠ったのが原因でした。その後、変形性膝関節症の原因は加齢により膝の関節液が減少して、軟骨と軟骨が擦れることから痛みが生じることを知りました。
私は、元々テニスが大好きだったので、膝の痛みは深刻な問題でした。そこで私は、本による独学で変形性膝関節症について勉強しました。その本によると、変形性膝関節症の治療は手術か膝周辺の筋肉を強化するかのどちらかで、それほど深刻でない場合は後者を勧めていました。

実際、私が変形性膝関節症の対策として行っているのは、スクワット(無酸素運動)と速足ウォーキングもしくは軽ジョギング(有酸素運動)ですが、ここでは、主に後者について紹介したいと思います。

私の行っている速足ウォーキングは、5.4kmのお気に入り(自然豊か)のコースを基本的に毎日60分で歩きます。つまり、時速5.4km/hです。この速足ウォーキングは、午前中に行うことをおススメします。午前中に日光を浴びることにより、気分が明るくなるからです。

ウォーキングがじれったくて仕方がない、負荷に物足りなさを感じるという方(私もそうです)には、軽いジョギングをおススメします。しかし、やり始めは運動不足や体重の増加による膝の故障に気をつける必要があります。私の場合、サポーターを利用したり、痛みがひどいときはテーピングもします。痛みを判断する目安としては、その日痛くても次の日に治まっていればよしとします。また、下り坂はかなり膝に負担がかかるので歩く、逆に上り坂は膝に優しいので走るといった風に、ウォーキングとジョギングをミックスさせるというのもアイデアのひとつかとも思います。

それでも膝を痛めた場合の対策として、最近はじめたのがお灸です。正直、予想以上の効果でした。私が使っているのは『長生灸』というもので、熱さが3段階あります(因みに、私は一番熱いものを使っています)。膝の痛みに効くツボは「内膝眼」「外膝眼」「足三里」の三つで、そこにお灸をすえるとすぐに治ります。私の実感では、「足三里」が一番効くように思います。

ここまでやると、余程の無理をしない限り軌道に乗ると思いますので、継続は力なりで頑張りましょう。目標としては、ゴルフができたり、テニスのダブルスができるなら、変形性膝関節症は治ったものと見なし、この病気は退治するというよりうまく付き合うというイメージのほうがいいように思います。

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